
夜が長くなり、少し肌寒さも感じ始める秋がやってきました。
空気が澄み、虫の音が聞こえ、ふと窓の外を見れば月明かりが静かに差し込む──そんな時間に温かいお茶を味わえば、自然と心が落ち着くのを感じられるでしょう。
けれど、夜に飲むお茶は少し気をつけたいもの。
眠りを妨げるカフェインを控えつつ、味わいと香りで心と身体を整えてくれる一杯を選ぶことが大切!
今回は、真茶園のラインナップより「カフェイン控えめなお茶」を選び、秋の夜長を心地よく過ごすための秘訣をお教えしたいと思います。
カフェイン控えめで真茶園のお茶を選ぶなら、以下の3品。
では、その味わいをお届けしたいと思います。
三年番茶
じっくりと3年もの熟成を経て仕上げられる“三年番茶”は、熟成により渋みが和らぎ、驚くほどまろやかな口当たりに。
熟成と焙煎によりカフェインが少なく、胃にもやさしいお茶に仕上がっています。
また、消化を助ける働きがあり、食後に飲むことで体を内側から穏やかに整える心強い存在。
夜にいただく「締めくくりのお茶」として最適です。
熟成によるまろやかさとカフェイン控えめな優しさを、ぜひお楽しみください。
桑茶焙煎 桑の葉ほうじ茶
桑の葉を焙煎し、香ばしく仕上げた“桑茶焙煎 桑の葉ほうじ茶”。
完全ノンカフェインなので、夜遅くでも安心して飲んでいただけます。
そして、桑の葉に豊富に含まれるGABAや食物繊維、ミネラル等にもぜひご注目!
これらの働きにより、血糖値や脂質の調整、高血圧抑制、老化防止、疲労回復など、あらゆる不調の予防に役立つとされているのです。
やわらかな甘みと香ばしさで癒される健康習慣のひとつとしてオススメです。
黒つばら焙茶
真茶園の茶匠が焙煎にこだわって仕上げた“黒つばら焙茶”。
黒豆の自然な甘みと黒烏龍のコクが調和する、日常のあらゆるシーンに馴染みのいいお茶です。
ひとくち含めば香ばしいかおりがふわりと広がり、体の緊張がほぐれる感覚を得られるはず。
カフェイン控えめですし、食物繊維や大豆イソフラボンや大豆サポニンも含まれますから、夜のおやつと組み合わせるとちょっと安心できますよ。
夜に起こりそうなあらゆるシーン別に、オススメのお茶チャートを作ってみました。
参考にしてみてくださいね。
シーン | おすすめのお茶 | 特長 |
読書や音楽鑑賞など | 三年番茶 桑の葉ほうじ茶 |
ゆったりとリラックスできる味わいで、作品に没頭できるやさしい美味しさです。 |
眠る前の一杯 | 桑の葉ほうじ茶 | ノンカフェインだから安心。心を落ち着けて、質の良い睡眠が得られます。 |
少し気分を変えたい夜 | 黒つばら焙茶 | 焙煎の香ばしさで気持ちをスイッチ。休息と共に、お茶もしっかり楽しめます。 |
食後のリラックス | 三年番茶 | 腸内環境を整え、消化を促進します。 |
やることいっぱい、夜更かしが必要な時 | 玉露入り 深むしまろり茶 | 深むし×玉露の相乗効果でカフェインをしっかり摂取。夜更かしの力強いサポーターになれるお茶です。 |
お茶は、「飲みたいから飲む」だけのものではありません。
その時の状況や気分に寄り添って選べば、より一層、心地よく楽しめる飲みものなのです。
夜にお茶を飲むときは、眠りを妨げない種類を選ぶことが第一歩。
そこに、もうひと工夫としておすすめしたいのが「軽いストレッチ」です。
たとえば、以下がオススメ。
首回しストレッチ
座ったまま、ゆっくり首を左右に回します。
肩の力を抜き、呼吸は深く。
すると血流が促され、頭の重だるさがスッキリしていくのが分かるはず。
背伸びストレッチ
両手を頭の上で組み、天井に向かってぐーっと伸びましょう。
背筋を伸ばすことで姿勢が整います。
すると、呼吸もグッと楽になりますよ。
腰と背中のゆらしストレッチ
寝転がった状態で両膝を抱え、コロコロと体を軽くゆらします。
すると背中や腰の筋肉がほぐれ、体が柔らかくなり、自律神経を整えることができます。
これらストレッチにお茶の温かさが組み合わさることで、身体を内側からゆるめ、副交感神経が優位になり、眠りのスイッチがスッと入りやすくなります。
大切なことは、カフェインを「避ける」のではなく「うまく付き合う」こと。
日中は煎茶や抹茶を楽しみ、夕方から夜にかけてはカフェイン控えめやノンカフェインのお茶に切り替える。
そして、ストレッチを少々。
そうすることで心身の切り替えがスムーズになり、就寝への導入がしやすくなります。
眠りを妨げない豊かな生活を送っていきましょう。
秋の夜長は、ゆったりと過ごせる、心ほぐれるひととき。
そんなひとときにお茶を組み合せ、よりくつろげる時間にしていきましょう。
湯気の立つお茶を手にすれば、日中の疲れがすっと軽くなり、眠りへと自然に導かれるはず。
真茶園オススメの温かな一杯が、あなたの秋の夜をやさしく包み込みますように。