



年末のとある夜。
気の合う仲間と楽しく過ごす時間、最高ですよね。
そして食べたくなるのが、締めのラーメン。
美味しいのは美味しい。
でも、翌朝、とんでもなく顔がむくんでしまった……というのは“あるある”ではないでしょうか。
そんな“あるある”から脱却したいなら、「締めのお茶」がオススメ!
食後や飲酒後、お茶を一杯飲むだけで、翌日の体がグッとラクになります。
今回は、お茶がなぜ「飲み会後の最強リセットドリンク」になるのかを、分かりやすくご紹介したいと思います。
アルコールの後のラーメン、なぜあんなにも美味しいのでしょうか。
気のせい?
みんながそう言うから?
いえいえ、それには科学的根拠があります。
実は、アルコールを飲むと、血糖値が不安定になります。
すると体が“糖”を欲しがり、濃い味や炭水化物がやたらと美味しく感じるように。
結果、「締めのラーメン」がとても魅力的になってしまうというワケ。
でもね、うすうす気づいているように、あれって、かなり体の負担になってしまう食べ方。
深夜にラーメンを食べると消化に時間がかかり、翌朝まで胃が休まりません……。
だからこそオススメしたいのが、「締めのお茶」!
お茶であれば胃を落ち着かせ、脂質や糖の代謝をサポートしながら、口の中もスッキリ。
翌朝の“重だるさ”がなくなり、スッキリと目覚められますよ。
緑茶に多く含まれる「EGCG(エピガロカテキンガレート)」には、血糖値の上昇をゆるやかにする働きがあるといわれています。
つまり、飲み会で炭水化物やお酒(=糖質)をたくさん摂ったあとでも、EGCGを積極的に摂取すれば、血糖値の乱高下を抑えてくれるということ!
血糖値が急激な上昇を起こすと、体はインスリンを大量に分泌しようとし、結果、脂肪がつきやすくなったり、眠気やだるさの原因になってしまいますが、「締めのお茶」を飲めば、この悪循環を防いでくれます!
ね、とっても頼もしい味方でしょ!
もうひとつ注目したいのが、EGCGの「脂質代謝サポート」作用。
お肉や揚げ物を食べると体内では消化がはじまりますが、脂質の分解・代謝には、時間がかかります。
こんな時にEGCGがあれば、酵素の働きを助け、脂質の燃焼を促進!
つまり、夜にお茶を飲んでおくと、眠っている間に「体の中で静かな“リセット”が進行する」ということ。
翌朝、「あれ?スッキリしてる!」と感じられるはずです。
お茶といっても種類はいろいろ。
飲み会の後、どれを飲んだら効果的なのか、気になりますよね。
では、お茶の紹介と共に、何に効果があるのかも見ていきましょう。
なごやかこまち
機能性表示食品として認められた、真茶園の緑茶です!
カテキンやEGCGが豊富に含まれており、締めのお茶としても最適!
しかもスティックタイプ。お湯でも水でも、手軽に淹れられる点も嬉しいですよね。
カバンに忍ばせておけば、飲み会の場でもサッと飲めますよ。
玉露入り 深むしまろり茶
一般的な煎茶よりも長い時間、蒸して仕上げる深むし茶。
茶葉の組織がやわらかく、ホロッと崩れるため、抽出性がUP!通常の煎茶に比べ、カテキンやEGCGが多く溶け出るお茶がいただけます。
さらに、玉露がブレンドされていることにより、うまみ成分のテアニンもプラス。
EGCGの代謝サポート効果と、テアニンのリラックス効果が絡み合い、お酒で高ぶる神経をクールダウンさせてくれる嬉しいお茶ですよ。
黒つばら焙茶
キリッとした味わいとはうらはらに、胃にやさしく、眠る前でも飲みやすいカフェイン控えめなお茶なので、アルコールで疲れた胃腸をゆっくりと休めてくれます。
食べすぎ&飲み過ぎが続いてる……という夜には、ぜひホットでお飲みください。
冷たいお茶は刺激となるため、避けるのがベター。
ホットを少しずつ。これがオススメです。
12月は、美味しい物たっぷり。イベントもたくさん。とっても楽しい時期なのだけど、胃腸にとっては試練の季節。
だからこそ、「飲みすぎたな」「食べすぎたかも」と思ったその夜には“締めのお茶”を取り入れて、胃腸のリセットを手助けしてあげてくださいね。
それだけで、かなり変わります。
そして、何より、お茶を淹れるその時間もひっくるめて、ほっとやすらぎのリセットタイムを楽しんで欲しいと思います。
年末の忙しい日々の中でも、ゆっくり湯気を眺めながら一息つくと、不思議と気持ちが落ち着くもの。
楽しかった夜を、気持ちよく終わらせる一杯。
それが、“締めのお茶”なのです。
2025年、たくさんのお茶時間を一緒に楽しんでくださり、ありがとうございました。
お茶を通じて、みなさんの日々に“ほっとする瞬間”が増えていたら嬉しいです。
今年もあと少し。
飲み会のあとは、ぜひ“締めのお茶”で体をいたわりながら、ゆるやかに年を締めくくってください。
来年も、おいしいお茶の話をたくさんお届けできるよう頑張ります。
どうぞよいお年を。
そして来年も、よろしくお願いいたします。