



春の陽ざしが少しずつ変化。
風に、少しずつ初夏の気配が混じりはじめる頃、八十八夜がやってきます!
お茶好きにとって、新茶の便りは至福のとき♪
「今年のお茶はどんな味?」
ワクワクが募りますよね。
でもその前に、大切なこと。
それは、「今あるお茶を、美味しく飲み切る」こと。
新茶を心待ちにする“今”だからこそ、お茶の鮮度と保管について、お話ししたいと思います。
立春から数えて88日目。
待ちに待った八十八夜がやってきます。
この頃に摘まれる新茶は香り高く、みずみずしく、その味わいを心待ちにされる方は多いもの。
真茶園にも、新茶の便りと同時に、毎年多くのご注文をいただきます。
「今年の新茶はどんな味?」
「新茶の香りが今から楽しみ!」
そんな期待に胸をふくらませながら過ごす春は、素晴らしく豊かな時間ですよね。
でも、ちょっと待って!
ご自宅の茶筒の中に、まだお茶が残ってはいませんか?
新茶が届くその日まで、そのお茶をきちんと飲み切って欲しいのです!
お茶は生鮮食品と同じです。
乾燥してはいるのですが、時間とともに、風味は少しずつ変化してしまいます。
特に気をつけたいのが、【空気】【湿気】【光】【高温】の4つ。
袋を開けた瞬間から茶葉は外気に触れるため、香りはどんどんやわらいでしまいます。
でもこれは、劣化というよりも、自然な変化。
だからこそ、保管にひと工夫をして欲しい!
例えば、
・密閉容器に入れる
・直射日光を避ける
・冷暗所で保管する など。
これだけでも、味わいはぐっと守られます。
「なんとなく置いている」から「丁寧な保管」へ。
ほんの少し意識することで、最後の一葉まで美味しくいただけますよ。
新しいものに目が向く時にこそ、今あるものを大切にして欲しいと思います。
茶筒の底に残った茶葉を、そのままにしていたらもったいない。
丁寧に淹れれば、まだまだちゃんと応えてくれますから!
少し日にちの経った茶葉は、低めの温度でゆっくりと抽出してみましょう。
急須の中で茶葉がゆらゆらと開き、味わいがしっかり、深くなるはず。
消費としての「飲み切り」ではなく、次に迎える新茶への準備「ひと区切り」として、今ある茶葉も、丁寧に飲み干してくださいね。
最後の一葉まで楽しめるお茶として、今回は『こだわり職人手造り茶』をご紹介させてください。
大量生産ではなく、職人の手で、丁寧に仕上げられるこのお茶。
香りの立ち方が違います。
袋を開けた瞬間にふわりと広がる、清々しい香気。
湯を注いだときに立ちのぼる、やわらかな蒸し香。
そして、口に含んだときの自然な甘み。
ひとつひとつの工程を、人の目と手で確かめながら仕上げるからこそ、茶葉本来の力が生きています!
丁寧な造りのお茶は、一煎目だけでなく、二煎目も美味しくいただけます。
それは、最後の一葉が開ききるまで、しっかりと味わいが続くから。
これこそが、手造り茶の魅力です。
どんな上質なお茶も、どれだけこだわったお茶も、保管が雑ではその味は続きません。
特にこれから、気温が上がる季節は、茶筒の置き場所を見直すタイミング!
コンロ周りに、そのまま置いてはいませんか。
茶筒をしまう棚に、日が当たってはいないでしょうか。
お茶は、温度変化の少ない戸棚の中へ。
冷蔵庫での保管も可能ですが、その場合、出し入れの際の結露にくれぐれもご注意を。
使う分をあらかじめ小分けにしておくと、より安心です。
少しの手間が、最後の一杯まで美味しさを守るのです。
新茶は、ただ“買う”ものではありません。
我が家に“迎える”もの。
そのために、今あるお茶を丁寧に飲み切り、準備をすすめておきましょう。
茶筒が空になるころ、新しいお茶がやってくる。
すると、「今年も美味しいお茶を!」と、より期待が高まりますよね。
そして次に開けるのが真茶園のお茶であれば、なお嬉しく思います!
真茶園では、『こだわり職人手造り茶』も、その他のすべてのお茶にこだわりを持ち、一葉一葉ていねいに、最高の逸品を作り上げています。
慌ただしい毎日の中でひととき、贅沢な時間をお届けするために、心を込めてお届けしてまいります。
新茶を待つ今だからこそ、お茶の鮮度と保管について、まとめてみました。
最後の一葉まで美味しくいただき、今年の新茶への期待をどんどん高めていってもらえたら嬉しいです。
春から初夏へ。
まもなく、真茶園の2026年新茶をお届けいたします。
今しばらくお待ちくださいね。