真茶園
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お茶の豆知識

寒い冬、温かいお茶で健康対策

今年の冬は、寒さが一進一退。あったかコートを出したのに、次の日はぽかぽか日和……なんて日々が長く続きました。
でも、さすがに最近は、ググッと冷える日が増えてきましたよね。芯までカラダを冷やしてしまわないよう、温める様々なコツをご紹介したいと思います。

しっかり温めて、カラダ健康に!

冷えは、万病のもと。
カラダが冷えてしまうと、肩こりや腰痛がひどくなるという方、多いのではないでしょうか。姿勢が悪くなったり、筋肉がこわばってしまうことが原因なのですが、なかなかの不快症状ですよね。

でも、”不快”というだけでは済まない大病も、冷えは引き寄せてしまいます。
例えば、血管障害。頭で起こると脳梗塞、心臓で起こると心筋梗塞、手足だとエコノミークラス症候群と、とても恐い病気。これも、冷えが大きく関わっています。
他、喘息なども冷えが原因のひとつと言われていますし、このご時世気になる”免疫力”も、カラダを冷やすことでグンと低下してしまいますので、【冷えの解消】は必要不可欠。

健康への近道として、しっかりとカラダを温めることを考えていきましょう!

カラダは、こう温める!

冷えたカラダ、むやみに温めても意味はありません。短時間でしっかりと温めるには、コツが必要です。
そのコツをひとつずつ、ご説明いたします。

三つの”首”を温める

カラダには、「首」「手首」「足首」と三つの首があり、とても大きな血管が通っています。そのため、ここを温めると、温まった血液が全身を巡ることになり、効率よくカラダを温めることが可能です。
ネックウォーマーや長めの手袋で首と手首をしっかりガードし、冷えの厳しい時には足首にカイロを貼り付けると、ぽかぽかカラダになれますよ。

実際に冷えを感じる場所を温める

足先が冷える、背中が冷える……実際に冷えを感じる部分を温めるのは大切なことです。三首を温めるのと同時に、寒いと感じる場所についても、しっかりと温めていきましょう。
最近は、温熱効果のある肌着が人気です。これは確かにとてもよい商品。便利なグッズを効果的に活用し、寒さ対策をしていきましょう。

また、お風呂の際、温感成分入りの入浴剤を使うのも、効果的。もし、手元に入浴剤がないのなら、飲み終わった後の茶葉をガーゼで包み、お風呂に入れるのもおすすめです。出がらしの茶葉でもカテキンは十分に残っていますので、殺菌効果が期待できます。
カラダを温めながら殺菌もできたなら、これは理想的ですよね。

カラダを中から温める

冷えをしっかりと払拭するには、外からの対策だけでなく、中からも温めることが重要です。

まず、冷たい飲み物は避けましょう。冬は、積極的に温かい飲み物を飲む。それだけでも、カラダの冷え方が格段に和らぐはず。また食事の際も、お鍋やスープなど温まるメニューを選ぶようにしましょう。調味料に生姜やニンニクなどが使われていると、より効果的です。
そして可能であれば、適度な運動もおすすめ。筋肉を温めますので、カラダが自然とぽかぽかに。ぜひ、取り入れてみてくださいね。

食卓に、急須のお茶を

日常生活において、急須でお茶を淹れる機会が少しづつ減っています。真茶園でも、夏には急須なしでサクッと緑茶が楽しめる水出し煎茶が人気急上昇となっておりますし、それが世の流れというものなのかもしれません。
しかし、寒い時期にはぜひ急須を使い、温かいお茶を淹れ、味わって頂きたいと思います。

急須で淹れるお茶の良さ

急須で丁寧にお茶を淹れると、淹れたてならではの豊かな香りが楽しめます。お部屋いっぱいに広がるお茶の香りは、その心地よさから癒しの効果も。温かな湯気と香りに囲まれるひととき、ぜひ楽しんで頂きたいと思います。

そして、急須ならではの楽しみとして、一煎目と二煎目の味わいの違いも挙げられます。一煎目は、言わずもがな味も香りも濃いお茶が味わえます。いわゆる、お茶そのものといった味。
では二煎目だとどうなるのか。一般には、一煎目と比べると薄くはなってしまうのですが、まだ深みが残り、じっくりと楽しむお茶の味わいを感じられます。
三煎目以降は、茶葉を取り換えましょう。残った茶殻は飲用ではなく、入浴剤や靴入れなどでの脱臭剤としての活用がおすすめです。

急須を食卓に用意する、ただそれだけで気分ほっこり、食卓に豊かな時間が流れるもの。
カラダを温めて健康対策。
心を癒して免疫力アップ。
急須のお茶が生み出す効果は、思いのほか絶大なのです!

 

そして真茶園では、【冬の真茶】が売り出されています。
【冬の真茶】は、冬にだけ生産・販売を行う限定茶!
手に入るのは今だけ!
冬の真茶の特長は、焙煎を強くすることでより香り高くなった芳ばしさと、深むし茶ならではのまろやかさ。寒い日に体中に染み渡る、大変味わい深いお茶に仕上がっています。
急須で淹れるお茶として、まさにピッタリ。冬の食卓に、急須と共にぜひ揃えて下さいね。

寒い日々、決して「冷えくらい」と甘く見ないこと!
寒さはガマンせずにしっかりと温め、健康なカラダを手に入れましょう。とくにこの年末年始は、例年以上に気をつけて欲しいと思います。