



日が沈むのが早くなり、気づけば外はもう真っ暗。夜の時間を、長く過ごす季節になりました。家事や仕事を終え、ひと息つく時間も、いつもよりちょっと長く感じる。そんな方も多いのかもしれません。
夕食を終え、片付けを済ませたあと、スマートフォンを手に取ったり、テレビをつけたり。そんなとき、何か飲みたくなりますよね。
夜が長いからこそ、その一杯を楽しみたい!
何を飲んで一日を終えるか。あらためて、考えてみて欲しい季節です。
意識せずにいると、昼間の流れのままコーヒーをいれてしまったり、甘い飲みものに手が伸びてしまうのかもしれません。
コーヒーは香りがよく、気持ちを切り替えたいときには便利ですが、夜の時間には少し刺激が強すぎてしまいます。
布団に入ってから頭が冴えてしまう…
気持ちが静まらない…
など感じてしまっては、心地のよい睡眠へと移行することは難しいですよね。
甘い飲みものも同様です。ホッとする一方で、口の中に甘さが残り、「一日が終わった」という感覚が作りにくくなってしまいがち。
夜は元気を出すための時間ではありません。一日の動きをゆるやかに終わらせていく時間。
つまり、夜の飲みものには、「質の良い睡眠へと結びつける」はたらきが求められるわけです。
気分を満たしつつ、切り替えを行っていく。
その流れに合った飲みものを選ぶことで、夜の過ごし方が自然と整っていきますよ。
私たちの一日は、情報であふれています。仕事や家事、人とのやりとり…。夜になっても、その勢いがすぐに止まるわけではありません。
だからこそ、寝る前のひとときには、意識的にスピードを落とす“きっかけ”が必要です。
そのきっかけこそが、お茶にあります。
強すぎる香りや、甘さなど刺激ある飲みものを遠ざけ、気分を切り替えていく。そうすることで、次第にスピードダウン。
飲んだあと、「頭が動いている感じ」がなくなってきたな…と感じられることが、ポイントですよ。
では、「お茶の良さ」を確認していきましょう。
お茶には豊かな香りや爽やかな味わいがあり、楽しむことができる飲みものです。
しかし、他の飲みものに比べると、主張しすぎることはなく、全体に漂うのは穏やかさ。甘味もないため、飲み終えたあとに“何かが残る”ということのない飲みものです。
だからこそ、あたたかな湯のみを両手でそっと包みこめば、それだけで心やすらぎます。自然と呼吸がゆっくりになり、ココロが落ち着く。そんな感覚が得られるはず。
特別な準備も必要なく、いつもの台所やいつもの食卓で淹れられる。
その手軽さも、夜の飲みものに向いている理由のひとつです。
いつものお茶を淹れ、いつものように飲む。
それも、もちろんOK。
でも、夜のために敢えて別の茶葉を用意するのも、実はおすすめです。
というのも「このお茶を淹れたら、もう今日は終わり」という合図になり、自然とココロとカラダが、“休むモード”へと切り替わるきっかけになるから。
湯を沸かし、夜用のお茶を淹れ、ゆっくりと飲む。
そして活動のスイッチをOFFに。
自分をいたわる小さなルーティンを、お茶で作ってみて欲しいと思います。
夜に向いているのは、飲んだあとにふっと力が抜けるようなやさしいお茶。
例えば、旨み際立つお茶よりも、静けさを感じるほどのお茶がいいのです。
すると気持ちが落ち着いき、「何かしなくちゃ」ではなく、「今日はここまででいいか」と感じさせてくれるから。そんな余韻こそが大切。
・香りが強すぎないこと
・後味が軽く、気にならないこと
すると、リラックスの時間にそっと寄り添えるお茶時間になるはず。
利き茶名人つくりは、利き茶日本一の真茶園茶匠が、選び抜いて造り上げた最高級のお茶。そのやさしい味わいと香味は、きっとあなたに、素敵な夜を演出してくれますよ。
もちろん上記以外にも、真茶園には素敵な茶葉が揃っています。
「夜の時間に合っているかどうか」という茶葉選び、楽しんでみてください。
「夜にお茶を飲むと、カフェインが気になる…」
そう感じる方もいるかもしれません。
でも、“一杯程度のお茶であれば、必要以上に神経質になる分量ではない”というのが、実際のところ。一気に目が冴える、ということは少なく、むしろ、夜向きのお茶を選んだり、ゆっくりと淹れる時間は、気持ちを落ち着かせるひとときとなるでしょう。
大切なことは「飲まないこと」よりも、どう飲むかであり、どんな気持ちで飲むか。
一日の終わりに、ほっと肩の力を抜くための一杯であれば、お茶は夜の味方になってくれますよ。
※カフェインの感じ方には個人差があります。少量でも影響を感じやすい方は、ほうじ茶など、より穏やかなお茶を選んでみてくださいね。
夜に合う飲みものを知っていると、一日の終わりが少し整いやすくなります。
お茶は、そんな場面で無理なく選べる飲みもの。
今日はどんなお茶を楽しもうかな。そんなワクワクも、明日の朝をより良いものへと導くはず。寝る前の一杯に、ぜひお茶を取り入れてみて欲しいと思います。