



お茶を日頃から楽しんでいる方でも、
「1煎目がいちばん美味しい」
「2煎目は味が薄いよね」
というイメージを持っていること、少なくありません。
でも、知って欲しい。
2煎目にだけ現れる“まろやかさ”や“奥行き”を!
2煎目を楽しむことで、お茶の魅力は、どんどん引き出せるのです!
この記事を読み終える頃にはきっと、“今日の一杯”が今よりもっと楽しくなるはずですよ。
1煎目と2煎目で味が変わる理由、それは明確です。
なぜなら、お茶の味を作る成分には「抽出される順番」があるから!
まず1煎目。
「香り」や「渋み」が先に抽出されます。
これは、湯が最初に茶葉に触れた時、
・カテキン
・香り成分
・カフェイン
といった“刺激ある成分”が抽出されやすいから。
そのため1煎目は、はっきりと明確な印象の味わいとなります。
「1煎目は美味しい」と感じるのは、このためです。
次に2煎目。
「まろやかな旨み」が抽出されます。
1煎目である程度の成分が溶け出したあとは、
・テアニン
が溶け出しやすくなります。
テアニンとは、アミノ酸の一種。
アミノ酸と言えば、旨み成分ですよね
よって2煎目には、まろやかな味わいが生まれるわけなのです。
つまり1煎目は、強い旨み。
そして2煎目が、まろやかな旨み。
その移行する段階を満喫することこそ、大人の楽しみ方!
この変化が、日本茶の美味しさ、面白さなのかもしれません。
では、2煎目のおいしさを最大限に味わっていただくために、“茶葉によって変化の出方が違う”ことをお話したいと思います。
1煎目では、爽やかな渋みを感じる煎茶ですが、
2煎目になると旨みが浮き上がり、上品な甘みのある、やさしい口当たりへと変わります。
玉露のコクが加わったタイプだと、1煎目で強いコクが感じられ、2煎目で旨みと濃さが安定します。万能さで選ぶなら、こちらがオススメ。
焙煎の強いほうじ茶は、2煎目でも香りがしっかり残るのが特長です。
最後まで楽しむことができるので、ごくごくと飲みたい方にオススメです
すでにお手元にあるお茶は、どのタイプでしょうか?
1煎目だけでなく、2煎目も楽しんで、お茶の“新しいおいしさ”を見つけてみてくださいね。
「2煎目が美味しいのは分かったんだけど、“薄い”って感じるのはどうしたらいいの?」
という方へ、味が見違える淹れ方をお教えしたいと思います。
ちょっとのコツで味わいは大きく変わります!
ぜひ、試してみてくださいね。
1煎目を淹れ、お茶碗にお茶を注いだら、すぐに2煎目のお湯を急須に注ぎます。
というのも、茶葉はすでに、次の抽出の準備ができているから。
時間を空けてお湯を注ぐより、続けて注ぐ方が旨みを引き出しやすいのです。
2煎目で使用するお湯は、少し温度を上げてみましょう。
1煎目より、5~10℃高いお湯が理想です。
そうすることで、バランス良く味を抽出することができますよ。
茶葉はすでに開いていますから、2煎目の抽出時間は心持ち短く。10~20秒で十分です。
長く置きすぎてしまうと、雑味まで抽出されてしまいます。気をつけてくださいね。
以上、この3つのポイントを押さえると、驚くほどお茶の味が整います。
「2煎目って、こんなに美味しいんだ!」と、きっと感じていただけるはず。
2煎目の美味しさに出会っていただけますように!
2煎目のおいしさを知ると、“お茶時間の豊かさ”を感じていただけるはず。
例えるなら、1煎目は「出会い」。
そして2煎目は「深まり」。
この2つを楽しむことで、日本茶の“すべて”を取り入れることができます。
商品名を挙げてご紹介しましたが、もちろんどのお茶でも、淹れ方ひとつで違う表情を見せてくれます。いろいろと、お試しくださいね。
今日の1杯が、いつもより少しおいしく、
そしていつもよりもっと楽しくなりますように!
真茶園のお茶で、その魅力を知って欲しいと思います。