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お茶の豆知識

  • 2026.06.19
  • お茶と季節の話

暑い日をもっと心地よく。新茶の旨みを閉じ込める、失敗しない“水出し・ロック茶”のススメ

少しずつ、夏の気配を感じる季節ですね。朝の心地よさとはウラハラに、昼間はちょっと暑い…。「そろそろ冷たい飲み物が欲しくなるなぁ」と感じる日もあるのではないでしょうか。
こんな時期にお客様からいただく質問がコチラ。
「新茶って、冷たくしても美味しいんですか?」
もちろんです!実は新茶は、冷たくすることで、より“甘み”や“うま味”が際立つお茶!
特に今年の新茶は、日照時間や雨量、気温のバランスに恵まれ、香り豊かで、しっかりとした旨みを持っているので、よりオススメ!

そこで今回は、“冷やして楽しむ美味しさ”をご紹介。「水出し茶」と「ロック茶」の美味しい淹れ方をご紹介したいと思います。

冷たくすると、新茶はもっと甘くなる!

お湯で淹れる新茶ももちろん美味しいのですが、水でゆっくり抽出すると、新茶ならではのやさしい甘みがぐっと引き立つ、あまいお茶がいただけます。
口あたりまろやかで、後味はすっきり。
暑い日に飲むと、体の熱がふわっとほどけるような心地よさ!

今年の新茶は葉がやわらかく、香りがふくよかです。水出しやロック茶にした時の“香り立ち”や“旨み”、キレイに感じられると思います。

はじめてでも簡単。水出し新茶の作り方

水出し茶は、その名の通り、冷たい水でゆっくり淹れる方法です。決して難しくはありません。むしろ、お湯の温度を気にしなくていいので簡単です!

ちょっとお時間に余裕のある時に、試してみてくださいね。

水出し新茶の作り方

用意するもの

・新茶の茶葉 大さじ2〜3
・冷水 500ml程度

上記をポットやボトルに入れます。冷蔵庫に入れて、2〜3時間放置。これで完成!

ポイントは、「少し贅沢かな?」と思うくらいに茶葉を使うこと。
というのも冷茶は、温かいお茶よりも味がやわらかく感じるため、濃いめくらいがちょうど良いのです。

ゆっくりと時間をかけて抽出された新茶の甘みとうま味を、お楽しみくださいね。

作った水出し茶は、その日のうちに飲み切りましょう。長くても、翌日までがおすすめ。
というのも、5月のコラムで「お茶の鮮度」についてお話しましたが、新茶はより繊細です。香りも旨みも、“新鮮なうち”がいちばんなのです。

氷でひらく、新茶の香り。ロック茶の楽しみ方

では、もうひとつ。水だしとはちょっと違う「ロック茶」について。
作り方は、水出し新茶よりもずっとシンプル!
少し濃いめに淹れた温かい新茶を、たっぷりの氷が入ったグラスに一気に注ぐ。それだけ!
急冷することで香りがぎゅっと閉じ込められ、鮮やかな緑色も美しく際立ちます。
氷に当たった瞬間に立ちのぼる、新茶ならではの青々しい香り。
これぞ、ロック茶の醍醐味!
キリッと冷えているのに、旨みはしっかり濃厚。暑い日の一杯にぴったりですよ。

新茶は、“しまい込まず”楽しむのが正解です

「せっかくの新茶だから、大事に少しずつ飲みたい」
その気持ち、よく分かります。この新茶が終われば、また一年後…ですものね。

でも新茶は、“早めに楽しむ”ことをオススメしています。
というのも、新茶の魅力である若々しい香りやみずみずしい旨みは、鮮度があってこそ感じられるものだから。
飲み切りの目安は、開封後2週間ほど。長くても3週間では飲み切っていただくのが理想です。
これからの季節、気温も湿度も上がってきます。だからこそ、水出しやロック茶で少し濃いめに淹れながら、美味しいうちにたっぷりと楽しんでいただきたいと思っています。

「冷たくすると、こんな甘みが出るんだ」

「氷で締めると、こんなに香りが立つんだ」

そんな発見も、夏の新茶ならではの楽しみ方なんですよね~。

この夏におすすめしたい、新茶のお試しセット

「まずはいろいろ飲み比べてみたい」方にオススメなのが、当店の【お味見セット】

今年の新茶を2種たのしめるセットなので、水出しやロック茶にした時の味の違いを、存分に楽しんでいただけます。
お茶って、すべての商品が似て非なるもの!それぞれ香りや旨みの出方って、まったく異なります。「この新茶は水出し向き」「これはロック茶が最高!」など、お気に入り探しを楽しんでいただけると嬉しいです。

今年の新茶は、どれも色・香り・旨みがとても豊か!
ぜひ、“冷たく美味しい新茶時間”を楽しんでみてください。

暑い季節こそ、“急須の時間”を

冷茶を作るのに、特別な道具は要りません。いつもの急須で大丈夫。
「今日は水出し?それともロック?」
なんて、その日の暑さや気分でひんやり冷たい新茶をゴクリ。

飲み方を少し変えるだけで、新茶の表情はぐっと変わります。

今年の新茶も、ぜひ最後の一葉までたっぷり楽しんでくださいね!

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