
春から初夏へと変わりゆく6月。
輝く太陽に、なんだかワクワク。
思いっきり太陽を浴びてレジャーにGO!そんな気分になってしまうかもしれません。
でも、油断は禁物です!
なぜなら、6月の紫外線はとっても強い!その強さは、真夏並み。
防御なく浴びてしまうと、あっという間に紫外線ダメージが蓄積……。
そのダメージは、いつしかシワやしみに……。いやーっ、恐怖!
というわけで、まだ本格的な夏ではないけれど、「今」からケアを始めましょう。
美肌への近道のために、これは必須ですよ。
美白化粧品や日焼け止め、日傘など、外からのケアはもちろん重要ですが、同じくらい注目して欲しいのが、体の内側から働きかけるインナーケアです。
実は、外側だけ、内側だけ、では不十分!
外と内、その両方から対策を行うことが、透明感ある揺らがない肌づくりには重要だと言われているのです。
とはいえ、インナーケアってちょっと分かりにくいですよね。
「一体、内側から何をしたらいいの?」と思ってしまいますが、これが、とーっても簡単!
実は、「日本茶」を飲むだけでいいのです♪
というのも、日本茶の成分には、紫外線による肌ダメージを予防し、内側からの美肌づくりをサポートする働きがあるから!
つまりお茶とは、美味しくいただくだけで、紫外線対策が叶ってしまうステキな飲み物だということ♪
毎日のスキンケアに日本茶を+αして、内側からの美肌対策を始めていきましょう!
日本茶を飲むだけなんてすっごく簡単だけど、日本茶の何が、効果を発揮するのでしょうか。
ちょっとだけ、お勉強をしておきましょう。
カテキン:抗酸化パワーで“肌のサビ”を防ぐ
緑茶の代表成分である「カテキン」には、強い抗酸化作用があります。
紫外線を浴びた肌には「活性酸素」が発生し、それがシミ・シワ・くすみの原因となってしまうのですが、カテキンはこの活性酸素を除去し、肌の老化を防ぐ効果があります。
中でも、緑茶にしか含まれない「EGCG(エピガロカテキンガレート)」がより効果的で、美肌を謳うサプリメントにも配合されているほど!(なので、他のお茶より日本茶を選んで欲しい!)
だから、緑茶を飲むだけでエイジングケア効果が期待できるのです!
ビタミンC:日焼けによるメラニン生成をブロック
ビタミンCには、メラニンの生成を抑える効果があります。きっと、ご存じですよね。
でも、これは知っていますか?
ビタミンCは、「これからのメラニン対策」だけでなく、「すでにできてしまったメラニン対策」もしてくれるということ!
つまりビタミンCは、「今」をケアしつつ、「未来」にも働きかける成分なのです。
これはもう、どんどん摂るしかないでしょう?!
そこで、日本茶の出番です!
レモンとかじゃないの~?と、意外に思われるかもしれませんが、実は日本茶って、ビタミンCの宝庫。
なんと、レモンの2.6倍も含まれているのです。
その上、カテキンとの組み合わせにより酸化しにくく、熱にも比較的強くなっており、温かいお茶でも破壊されずにきちんと摂取できる!
もう、パーフェクト。
さっそく緑茶を飲んで、手軽にシミ・そばかす対策していきましょう。
テアニン:ストレス肌にやさしい癒し効果
美肌の大敵は、紫外線だけではありません。
ストレスも大敵。
ストレスフルになると質のいい睡眠がとれなくなり、お肌にダメージが……。
そんな時こそ、緑茶!
緑茶に含まれる「テアニン」にはリラックス効果があり、心と体の緊張を和らげてくれます。
すると、睡眠の質がググーッと高まります。
お肌は、睡眠中にダメージの修復をせっせと行うので、睡眠の質の向上が、美肌に直結するというわけ。
緑茶を飲んだときに「ホッ」とするあの感覚も、美肌にひと役買っているということなのです。
いかがでしたか。
どの成分がどう効くのか知っておけば、お茶の選び方や楽しみ方にきっと役立つはず。
特別な準備などなく、気軽に実行できるのが、日本茶の飲むだけ美肌対策!
美味しくいただいて、美しさを手に入れていきましょう~。
日本茶を飲んだ後は、その三番茶や茶がらを使って、スキンケアも行っていきましょう。
難しいことはありません。
いつものスキンケアをちょっと替えたり、+αするだけでOK。
ぜひ、取り入れてみてくださいね。
茶がらパックで毛穴スッキリ!
飲み終わった後の茶がらを、捨てずにパックにしてみましょう。
用意するのは、清潔なガーゼやコットンなど。(茶がらを包める薄い布であればOKです)
茶がらをそれに包み、冷蔵庫で冷やしておけばOK。
使うときに取りだし、お肌にそっと10分程のせましょう。
ひんやり気持ちいい、簡単パックができますよ。
期待できるのは、カテキンによる収れん作用とひんやり感による、毛穴の引き締める効果!プラス、ビタミンC効果で透明感もUP!
ぜひお試しください。
※使用する茶がらは、当日中の新鮮なものを使ってください。
お風呂に緑茶をプラス!
上記と同じく、茶がらを用意します。
そして、ガーゼのハンカチに包む、もしくはティーパックに入れ、それを湯船にポンッ!と入れましょう。
これで、カンタン緑茶風呂の完成です。
お茶の香りに包まれてリラックスできる上、肌にやさしく、乾燥肌対策になります。
お茶の包みをそっと肌の上で転がせば、心地よさもバツグンですよ。
緑茶洗顔でトーンアップ!
一煎目、二煎目を美味しく味わった後、三煎目を作ります。
その際、茶葉成分をしっかりと出すために、熱めのお湯を用意して、しばらくつけておきます。
それを、ぬるま湯を入れた洗面器に加えれば、準備OK。(お茶の割合は多くなくて構いません)
そのぬるま湯を使い、ササッと洗顔します。
期待できるのは、緑茶の殺菌効果による抗炎症作用。
ニキビや肌荒れが気になる方の肌を、さっぱりと整えてくれますよ。
せっかく日本茶を飲むなら、タイミングや飲み方にも少しこだわってみましょう。
ちょっとの工夫で、美肌効果をUPさせることができますよ。
朝の1杯が、抗酸化スイッチをONに!
寝ている間に失われる水分量は、500ml~1000ml!起きた直後の体は、想像以上の乾燥状態に陥っています。
だからこそ、朝の水分摂取はとっても大切。
白湯もいいけれど、ぜひ、1杯の温かい緑茶を飲んで欲しい!
すると、水分補給と共にカテキンが吸収され、目覚めと同時に抗酸化作用をスタートさせることができますよ。
腸内も動き出し、便秘解消にも~。
外出前にビタミンCチャージ!
日中は、紫外線ダメージが気になりますよね。そこで、マイボトルに緑茶を入れ、持ち歩く習慣をつけましょう。
緑茶に含まれるたっぷりのビタミンCが、お肌に効果をもたらします。
そして、持ち歩きにおすすめなのは「水出し煎茶」!
淹れやすく、飲みやすく、暑い季節にピッタリ!
寝る前はカフェイン控えめでリラックス!
夜のティータイムはカフェインが気になるもの。緑茶よりも、カフェイン控えめの焙じ茶がオススメです。
例えば、「黒つばら焙茶」!ほうじ茶に黒豆と黒烏龍茶が加わり、深いコクが味わえる仕上がりとなっています。
カフェイン控えめ、さらにはテアニンのリラックス効果も加わり、眠りの質をアップさせ、肌の夜間修復をしっかりとサポートしてくれますよ。
スキンケアの土台となるのは、やはり、日々の食生活や習慣の積み重ね。
コスメに頼り切るのではなく、いかにお肌に良いものを摂取し、お肌が喜ぶケアをするのかを大切にしていきましょう。
そして、その土台のひとつとなるのが「日本茶」だと言うことも、ぜひ覚えておいてくださいね。
美容に嬉しい成分がたっぷりと含まれていて、かつ、自然のものだから体にやさしく、そして無理なく続けられる嬉しいポイント付き!
体内から、そして洗顔やお風呂でも、緑茶でのケアをはじめてみてください。
紫外線量がググっと増える6月、日焼け対策と同時に、内側からのケアもスタート!
◆緑茶を飲んでカテキン摂取!抗酸化&美白サポート
◆茶がらパックや洗顔、お風呂で外からもケア
◆毎日のティータイムで、無理なく美肌習慣
美しさは、毎日の積み重ねから生まれます。日本茶パワーを味方につけて、暑い夏を乗り切りましょう!
健やかで透明感あふれる肌を手に入れるには、早めはやめの対策が必須ですよ。